ハンドメイド作家として活動をしている方であれば、商品が毎日売れるような売れっ子の作家になりたい!と考えている方はかなり多いと思います。
例えば毎日のように商品が売れてくれれば、売り上げもある程度安定しますし、独立を目指す作家としても自身と安心が持てるようになるのではないでしょうか。
しかし、実際問題「毎日商品が売れる」なんてことってあるの?と疑問に思っている方もいることでしょう。
そこで今回は、現役ハンドメイド作家の筆者が
- 「ハンドメイド商品が毎日売れる」ことはあり得るのか
- ハンドメイド商品が毎日売れるような、売れっ子作家になるために知っておきたいポイント
についてご紹介していこうと思います♪
「ハンドメイドが毎日売れる」ってあり得るの?
結論から言うと、ハンドメイド商品が毎日売れることは十分にあり得ます!
正直私も、1ヶ月2ヶ月毎日欠かさず売れ続けたという経験はありません。
でも、それに近い販売ペースに持っていくことはできました!
以下は、私のメルカリ販売履歴の一部です。
購入者さんありきの話なので、途切れることなく絶対に毎日販売できるか?というと、継続は難しいかもしれません。
でも、
- 同じ日にまとめて一気に売れる
- 1〜3日おきに複数個ずつ売れる
こういうケースがかなり多いです。
季節やタイミングによって売るものが違うためばらつきはありますが月収7〜10万円台でこの売れ方でした。
私よりも稼いでいるハンドメイド作家さんは当然たくさんいらっしゃるので、そのような方であればもっと飛ぶように売れる感じだと思います!
このことを考えると、ハンドメイド商品が毎日売れるということは決して不可能ではないと思っています♪
ハンドメイドが毎日売れる!売れっ子作家になるために抑えたいポイント
では、ハンドメイド商品が毎日売れていくような売れっ子作家になるためにはどのような工夫が必要なのでしょうか。
ここからは、絶対に押さえておきたい5つのポイントをご紹介していこうと思います。
①どんな時も、とにかく「買い手の気持ち」を第一に
ハンドメイド販売のきっかけは「自分の好きなものを作りたい」「作るのが楽しい!」という気持ちだと思います。
楽しみながら制作活動を続けるためにはこの気持ちも必要なのですが、ハンドメイド販売というビジネスをしてお金を稼ぎたいのであれば「買い手の気持ちを最優先」に考える必要があります。
例えば…
- 母子手帳のケースを作るなら
→母子手帳のサイズは、全国自治体によって違う!対応できるサイズをしっかりと用意 - 売れやすい色・柄・パターンの情報収集
→私はこっちのAの色柄が好きだけど…よく売れるのはBのパターンだから、B材料を多めに仕入れよう - どんな場面でこの商品を使うか?
→大人1人でいる時に使うなら、デザイン全振りでOK
→子どもが保育園で使うなら、開けやすさや使いやすさ重視
→子どもを連れている時にママが使うなら、片手でも簡単に操作できるようなものを - 「わざわざ」あなたのハンドメイド商品を買うほどの価値を提供できるか?
→せっかく作っても、同じものが100均で買えるなら商品価値は薄いかも。事前リサーチ必須
ハンドメイド商品よりも工業製品のほうが安価に、いつでも手に入ります…
販売者側からすると、商品は「売ったら終わり」かもしれません。
でも、購入者側からすると「買ってからがスタート」なんです。
使うために買ってくれているので当たり前すぎる話なのですが、売る側はこの意識をついつい忘れがちな気がします。
使う側の気持ちを最大限に考えた商品を作り、その思いが商品ページからしっかりと伝われば、その商品は人気商品になれる可能性がグッと高くなります!
②仕入れ値と原価をしっかり把握した上で価格決めをする
これは結構あるあるなようですが、ハンドメイド作家さんは「商品1個あたりの原価」をしっかり把握していない方が多いようです。
事実、ハンドメイド作家として活動している私の友人にも「しっかりと計算したことはないかも」という子が結構いました。
商品ひとつあたりの原価は、商品価格決めの大切な情報。
ここが把握できていないと、働いても働いても利益が出ない…なんて状態になってしまうことも!
材料は一気に安く仕入れるのが普通かと思いますが、把握するべきなのはそこの価格ではありません。
- 商品を一つ作るのに必要な材料の量→原価の計算
- 送料
- 梱包にかかる費用
- 販売システムの利用料(フリマアプリの販売時手数料)
この4つを踏まえて、さらに確保したい利益の金額を乗せたものを「商品価格」として設定するようにしましょう。
ライバルと差を作るため安価に…と考えがちですが、利益が確保できないとそもそもハンドメイド作家としての活動を続けることが難しくなります。
③コスパの良い宣伝方法をフル活用
コスパの良い宣伝方法=SNSと考えてOK!
- 無料で利用できる
- 更新したものは自分のページに蓄積されていき、いつでも見れる
- 見込み客(フォロワー)の獲得ができる
- 定期的な商品投稿をすることで、見込み客にアピールができる
ハンドメイド販売の場合、下手に広告を出すよりもSNSが何よりの宣伝になったりします。
ネット広告だとしても費用はかなり嵩みますので、まずは広告よりも「SNSの更新」を宣伝の第一選択として注力することをお勧めします。
④商品画像の撮影・加工は全力で!
ハンドメイド商品は、今や作家さんの数が増えたこともありネット上でたくさんの数が出品されていますよね。
その多くの作品の中から購入者の目に止めてもらえる可能性を上げる工夫としてできることが、「商品画像」にあります。
以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ一度目を通してみてくださいね。
商品画像を変えて、売上アップを狙う!
⑤ターゲット層は「広く浅く」よりも「狭く深く」
ネットにはハンドメイド商品に限らず、たくさんの商品が販売されていますよね。
その中から「既製品よりもあなたのハンドメイド商品を選んで買ってもらう」ためには、他にはない魅力が必要。
万人ウケする商品であれば、大体が工業製品として販売されています。
なので既製品にはない良さをアピールできるように、ターゲット層を「狭く深く」絞ってアピールすることを心がけましょう!
まとめ
ハンドメイド商品が毎日のように売れていく状態を実現するためには、行き当たりばったりの販売ではなくきちんと作成を練る必要があります。
何よりも大切なのが「とにかく買い手の気持ちを考える」という部分なのですが、その他に紹介した4点についてもしっかり取り入れた上で販売戦略を考えましょう。
後ほど「ハンドメイド商品が売れ始めたらやるべきこと」についても更新予定です。
更新したらこちらの記事にもリンクを貼りますので、お楽しみにお待ちください♪
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