【特集】「ハンドメイドが毎日売れる」を目指そう!

Amazonで個人ハンドメイド商品の出品ってどうなの?注意点などを解説!

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ハンドメイド作品を販売し始めて少し経つと、

  • フリマサイトやハンドメイドマーケットはライバルが多くて売れない…
  • もっと沢山の人に見てもらえるような、良い販売方法はないかな?

このような気持ちを抱く方も多いのではないでしょうか。

しかし現実、結論から言うと…Amazonは個人がハンドメイド商品を出品するのには向いていないと感じます。

本記事では、Amazonがハンドメイド販売に向かない理由や利用する場合の注意点などをご紹介していこうと思います。

目次

Amazonがハンドメイド販売に向かない理由

そもそもAmazonは、既製品・工業製品を大量に効率良く売るのに向いているシステム。

Amazonの出荷工場内部はシステム化されており、かなり効率よく出荷作業ができる…という内部密着はテレビでも放送されていますし、SNSでも有名な話です。

そしてこれは、裏を返すと「1点もの要素が強いハンドメイド製品をひとつひとつ売って行くのには向いていない」とも言えるんです。

さらに掘り下げた理由として、ここでは4点を紹介していきたいと思います。

①JANコードの入力が必要

Amazonに出品する商品は、基本的に「JANコード」と呼ばれる商品識別番号が必要です。

簡単に言うと既製品の裏についているバーコードのことですね。

でも、ハンドメイド作品にはバーコードなんてないですし、そもそも付けることを想定して作っていないですよね…。

縫製工場などにレシピを渡して依頼し制作の自動化・工業製品化すると言うのもアリですが、多くのハンドメイド作家さんたちはここまでの規模を求めていないと思うんです。

ぴのこ

「JANコードの取得」、できないことはないですが個人単位のハンドメイド作家さんにとってはかなりハードルが高いと言えそうです。。

②JANコード免除申請をしようにも、商品がバラバラだと難航する

JANコードは免除申請できるカテゴリもあるんです。

しかし扱っているカテゴリがバラバラだと1種類ずつ申請をしなければなりませんし、そもそもその申請が通るという確約はありません。

このような操作に時間を取られるくらいなら、その分制作時間に充てたい…と言う作家さんも多いのではないでしょうか。

③ポリシー違反にはかなり厳しい

完全オリジナルのハンドメイド作品だとしても、実は知らず知らずのうちに他人の作ったものと似てしまっていることってありますよね。

著作権、知的財産権、肖像権…。ひとくちに権利といってもたくさんありますが、Amazonはこの辺りのルールがかなり厳しいです。

真似した意図がなくても「ブランドの真似」と判断されポリシー違反となってしまうリスクもあります。(もちろんそもそも権利違反がNGなのは前提ですが…)

世の中に「完全に新しいもの」ってそうそうないですよね。とくにハンドメイド作品であれば、ある程度既存のものに形が似てしまうことは仕方のないことだと言えます。

このことを考えると、ポリシー違反に引っかかる可能性が高いハンドメイド作品はAmazon出品に向いていないと言えますよね。

④他の既製品が強いため、SEO的にかなり不利

仮に上記のハードルをクリアして無事出品したとしても、検索結果からあなたのアイテムを見つけてくれる人はどのくらいいるでしょうか。

実際、自分で置き換えてみましょう。

「トートバック」と検索して、10ページ目・20ページ目まで見るでしょうか…?

そこまで見る人は現実的にかなり少ないです。

上位の10〜20商品を見て、欲しいものがなければ別の通販サイトに移動してしまうユーザーが圧倒的に多い中、Amazon内SEOを勝ち抜いて既製品よりもハンドメイド商品を上に表示させるのははっきり言うと不可能なんです。

ぴのこ

つまり、ここまで話したことをまとめると…

  • Amazonでハンドメイド商品を出品するのはそもそもハードルが高い
  • 仮に出品できたとしても見てもらえないので売れない

このような結論になることが分かると思います。

ハンドメイド商品の販売は、結局何が一番良いの?

ハンドメイド商品販売で10万円を達成した私的な意見としては、売れやすいのは以下の通りです。

  1. フリマサイト
  2. ハンドメイドサイト
  3. 自分のネットショップ

1位がフリマサイトなのはなぜなのか。

それは、「ハンドメイドを目的としていない人にも見てもらえて、買ってもらえる可能性が高い」からです!

普通の中古品や安く買えるものを探しにきている人たちが、たまたま検索結果でハンドメイド作品を見つけて買っていく…というケース、かなり多いんです。

対して2位のハンドメイドサイトは、「そもそもハンドメイド作品を目当てに買いにくるごく一部のユーザー」しか存在していません。

ハンドメイドをしている方にとってハンドメイドサイトは身近なものですが、ハンドメイドをしていない方にとっては「何そのサイト?」という感じなんです。

なので、一般ユーザーの目につきやすいフリマサイトをまず利用するのが成功のコツ。

ちなみに3位のネットショップですが、こちらは初心者さんには向きません。。

検索からの流入がほぼゼロなので、SNSなど別媒体ですでにファンがいる方向けとなっています。

  • まずはフリマサイトやハンドメイドマーケットで実績を積む
  • 軌道に乗ったら自分のショップを開設する

という流れがおすすめです。

まとめ

今回の記事では、

  • Amazonで個人がハンドメイド商品を売るのはどうなのか?
  • Amazon以外でハンドメイド商品を売るおすすめの方法は?

という点について解説してきました。

ハンドメイド商品を売って収入を得るのであれば、戦略立てはとっても大切です。

もし今後自分の商品を工業製品化・ブランド化するのであればAmazonはとても良い販売経路になるかもしれませんが、手作りでひとつひとつ生産…となるとやはり不向き。

ぴのこ

自分のハンドメイド販売の規模に合わせて、賢く販売経路選択をしていけるのが望ましいです!


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