【特集】「ハンドメイドが毎日売れる」を目指そう!

ハンドメイド作品の真似・丸パクリをされた…!どう対応すべき?

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ハンドメイド作家として活動をしていると、ときに「え?私の商品、もしかしてパクられた…!?」と感じる場面に遭遇することがあるかもしれません。

丸パクリがルール違反だということは分かるけど、いざ違反者を前にするとどう対応すべきかわからない…

こんな方もいると思います。

そこで今回の記事では、

  • 自分が作ったハンドメイド作品を他の人にパクられたらどう対応すべきなのか?
  • 実際にハンドメイド作品を丸パクリされた私の体験談

をご紹介していこうと思います。

目次

ハンドメイド作品にも著作権はあるけれど…法的処置は難しい

基本的に個人の制作物にも「著作権」は発生するのですが、実際ハンドメイド作品をパクられた時に法律で権利を保護してもらえるか?というと…これは現実的に難しい場合が多いと思います。

というのも、ハンドメイド作品はこの世にたくさん存在していて、元々似通っているものが多いですよね。

たとえばあなたが商用可能生地を使ってトートバッグを作ったとします。その後同じような生地で似たトートバックを作って売る人が出てきたとして、これを「権利侵害」と訴えることができるでしょうか…?

ハンドメイドで作れる作品の多くは、すでに「作り方」がネットや書籍で出回っていますよね。そのような情報をアレンジして作っている時点で完全なオリジナルと主張するのは疑問が残ります。

つまり「ハンドメイド作品がパクられた!」と警察に通報したり、訴えを起こして裁判をするなどというのは、多くの場合かなり難しいんです。金銭的な負担も発生するかもしれませんしね…

なので、自分のブランドとして商標登録をしハンドメイド作家活動をしていない限り「自分でなんらかの対象をする」というのが現実的かもしれません。

ハンドメイド作品のパクリ防止策

とは言っても、自分で考えて作ったオリジナルの作品…真似されたり丸パクリされてしまったら気分が悪いですよね。

ぴのこ

そこでまず、ここでは「普段から心がけておきたい、ハンドメイド作品のパクリ防止策」についてご紹介していきます。

①「模倣・複製品の作成禁止」という文字を入れる

商品説明の欄に「模倣・複製品の作成禁止」という文字を入れておくことは、思った以上に効果があります。

実際私もこれを入れてから、明らかなパクリ被害に遭うことはなくなりました。

おそらく、丸パクリをする側の立場的に多少の罪悪感があるのでしょう。なので真似されるのを抑制できるようなワードは商品説明の下の方にでも入れておきたいところです。

②画像にウォーターマーク(透かし文字)を入れる

画像を無断で利用される、というケースもあるようです。

ウォーターマークとは、以下の画像の「sample」と書いてある薄い文字のこと。

このウォーターマークを入れることで無断転載を抑制する効果がありますし、万が一されてしまったとしても「自分の画像」ということを証明することができます。

少し面倒かもしれませんが、サンプル画像などについては透かし文字加工をしておくことをお勧めします。

ぴのこ

ちなみに、簡単に透かし文字を入れるのには無料で利用できるCanvaが便利でおすすめです!

上の画像もCanvaを利用しています。

③完全オリジナルのロゴ・マーク・キャラクターに関しては商標登録をする

自分のブランドを立ち上げることを視野に本気で活動をしている作家さんは、場合によってはロゴデザイン・マーク・キャラクターなどを商標登録しておくという方法もあります。

しかし登録には費用がかかりますので、ある程度安定した売り上げがあり規模が大きめな方でないと難しいといったデメリットも。

自身のブランドの世界観を守るためにしっかりとした防止策を事前に用意しておきたい!という方はこちらの方法も検討してみてくださいね。

ハンドメイド作品をパクられた?対処法まとめ

「真似された?」と感じたときは、まずはじめにやることはその商品が出品された一番古い日付を確認することです。

もし向こうの方が日付が古かったとしたら…真似したつもりが全くなくても、逆にこちらが模倣を疑われてしまいます。

とくにアクセサリー・小物類は似ているものが多いですので、ひとまずいつ出品されたかものかをチェックすることを忘れないようにしましょう。

ほぼ同じものを作って販売している人を見つけた場合

「ほぼ同じもの」「明らかに真似されたと感じるもの」については、気になる場合直接作者に連絡をとり事実関係を確認して見るのが手っ取り早いです。

リピーターさんから私の商品に酷似している商品を見つけたと連絡があり拝見しました。

最近出品されたようですので私の方が前から販売している事実があると思うのですが、模倣して作られたものではないでしょうか?

ハンドメイド品にも著作権があります。完全な模倣品作成は控えていただけますと幸いです。

ポイントとしては丁寧な言葉遣いで連絡すること。

また、コメントなど他者の見える場所で誹謗中傷のコメントを書き込むと、逆にこちらが加害者になってしまう可能性もありますので注意です…。

ぴのこ

ちなみに事務局は、「個人間の作品の模倣」に関しては積極的に介入してくれないことがほとんどです(実際私も通報しましたがなんの連絡もありませんでした)。

自分が加害者にならない程度に事実関係の確認を行うと、相手方が罪悪感を感じ謝罪してくれることも多いです。

商品説明をコピペされた場合

こちらも私自身被害に遭ったことがあります。

商品説明、一生懸命考えてかいたのにコピペで無断利用されていたら悲しくなりますよね…

こちらに関しては証拠となるスクリーンショットを残しておき、事務局に一言通報を入れても良いでしょう。

数日経って動いてくれている気配がない場合は、相手方に直接連絡を取っても良いと思います。

コピペに関しては誰が見ても明らかに分かるものですので、まともな方であれば謝罪・削除対応してくれる方も多いと思います。

少し似ているな…という場合

ハンドメイドの世界は「少し似ているな…」というものが大量に存在しています。

明確に真似をしたという証拠がなく、丸パクリにならないように参考程度にしたのかな?という案件については残念ながらどうしようもないことが多いでしょう。

商品の画像を無断転載された場合

画像を転載された場合は証拠があれば事務局が動いてくれます。

通報画面から通報をして、+で問い合わせができるサイトであれば画像を無断使用された詳細を連絡しておきましょう。

ぴのこ

この際、上で紹介したウォーターマークなどが確認できると「自分が撮影・加工した写真」という点で信憑性が高まります。

ハンドメイド作品を丸パクリされた私の実体験

最後に私がハンドメイド作品を丸パクリされた時の実体験と、その時にした対処や結果をお話ししようと思います。

私はハンドメイド作家として活動している数年の間に、なんと3回のパクリ被害に遭いました。。笑

今被害に遭って悩んでいる方の参考になればと思います。

1回目:生地を含めた明らかな模倣

1回目は、生地を含めた明らかな模倣です。

メルカリで出品していたのでライバルとなる作家さんの商品を見て回っていたら・・あれ!?私の作品!?と見間違えるような商品に出会いました。

当時著作権のことも分かってはいましたが、実際弁護士さんをつけて訴えて追求するか?というとそこまで大事にしたくないし、費用もかけたくないのが本音。

なので、プロフィールに乗っていたインスタのアカウントに飛び、直接DMをして確認してみました。(コメントに書いて「名誉毀損!」とか言われても嫌だったので…)

結果、模倣を認めて謝罪の言葉をいただき、当該商品は削除するとのことで解決しました。

2回目:商品説明文のコピペ

2度目は商品説明のコピペでした。

商品の特徴、サイズの測り方、目安となるサイズ、注意点…

結構まるまるパクられていたので驚きました。

事務局にその旨を通報したのですが、とくに対処されている様子がなく…なんとなく気分が悪いのでその方のコメントに直接「コピペはやめて下さい」とコメントするとすぐに商品削除・ブロックされてしまいました(笑)

後味はあまり良くないですが、消してもらえたので良しとします。

3回目:商品の形は全く同じ・柄違いの物を発見

これは経験が多い方も多いと思います。

自分のオリジナルの形の小物!と思って作ったはずが、あれ?前はこんな作品作っていなかった方が、私と同じような形のアイテムの販売を開始してる…という状態。

タイミング的にも形的にも明らかなパクリでしたが、こちらに関してはとくに対処しませんでした。

なぜかというと、私がこの形のこの商品の権利を持っているわけではないからです。

おそらく模倣された方は、私の作品を見かけて「あ、これ良いかも!」と思って作り始めたんだと思います。でも、生地や柄は違う…

ということでおそらくどこに訴えても誰にも相手にしてもらえないだろう!と考え、自分のストレス源を増やさないためにも「あえて何もしない」という選択を取りました。

この記事を書くために久しぶりに相手方のアカウントを探して見てみましたが…すでにハンドメイド活動を休止しているようで、ちょっと気持ちがスッとしました。(笑)

ある程度は諦める必要あり!気にせず自分の制作活動に集中しよう

繰り返しになってしまいますが、ハンドメイド作品って似通っているものがたくさん存在しています。

ぴのこ

もしかしたら自分が「オリジナルだ!」と思っても以前同じようなものを作っていた人がいる可能性だってあるんですよね。

なのである程度は仕方がないと考え、むしろ「他人に真似されるくらい、私の作品が素敵なのかな?」と思うくらいの余裕があっても良いと思います。

指摘してトラブル化するのが面倒…という方は正直、スルーでもOK。

ハンドメイド作家さんのほとんどは数年で入れ替わることが多いからです。

おそらく、外で働ける環境が整った方はハンドメイド販売を卒業されていくことが多いのでしょう。

ある程度の模倣対策は必要ですが、突き詰めすぎるとストレスになってしまい制作活動が手に付かなくなってしまうことも。。

最終的にはあまり気にせず、パクリ対処に力を入れるのではなく「素敵な作品を作って、たくさん売ること」だけにフォーカスできるのが理想ですね♪

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