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ハンドメイドでネットショップ開業って実際どうなの?メリット・デメリットを解説!

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ハンドメイド販売が軌道に乗ってくると「フリマサイトやハンドメイドマーケットではなく、自分のショップを持って開業したい!」と考え始める方も多いのではないでしょうか。

ぴのこ

でも…ちょっと待って!

最近は低コストで自分のお店を持てる「ネットショップ作成」が流行っているのですが、デメリットを知らないまま安易に契約するのは危険かもしれません。

実際私は、迷ったのちに自分のショップを持つのを諦めた組です。。

今回の記事ではハンドメイド販売で自分のネットショップを持とうか迷っている方に向けて、メリット・デメリットや絶対にやっておくべきことなどをまとめてお伝えしていこうと思います。

目次

ハンドメイドでネットショップ開業をするメリット

まずは、ハンドメイド作家さんが自分のネットショップを立ち上げるメリットについて確認していきましょう。

ここでの「ネットショップ開業」とは、BASEやStoresのようなネットショップ作成サービスを利用してショップの立ち上げをすることを前提にお話ししていきます。

①自分のお店が自分なりにカスタマイズできる

1つ目のメリットは、自分のショップデザインを自分なりにカスタマイズができるという点。

フリマサイトやハンドメイドマーケットでは、決められたテンプレートの中でしか商品の掲示ができませんよね。

変えられるのはアイコン、ヘッダー画像くらいだと思います。

対してネットショップ作成サービスで作ったお店は、ページのトップ部分やその下のデザイン、購入者に伝えたいことのフリー記述、商品掲示の方法など、かなり自由度が高くなります!

ちなみに、無料で選択できるテンプレートも用意されています。

BASEのテーマ・デザインの一例

出典:BASE-デザイン
出典:BASE-デザイン

かなりバリエーションが豊富ですよね!

  • 自分で1からデザインしたい方
  • デザイン力に自信がなく、決められた物の中から選びたい方

どちらにとっても使いやすい仕様になっていると言えます。

②フリマサイトに比べ、手数料面でのコストが抑えられることも

フリマサイトは、出品時無料・販売時約10%という手数料の形態が多いですよね。

対してネットショップ作成サービスでは、

  • サービス利用料+決済手数料で10%以下
  • 月約6,000円+決済手数料約3%

のような料金プランであることが多いです。

始めたてなら月額料金無料で・たくさん売れるようになってきたら月額料金設定ありのもので…と販売規模に合わせて一番お得なプランに変更できるのは、コスト面でかなりメリットが大きいと言えますよね。

ハンドメイドでネットショップ開業をするデメリット

デザインも変えられてコストも抑えられるというネットショップ作成サービス。

え、魅力しかないんじゃ?と思う方もいるかもしれませんが…実は多くの方にとってはかなり高いハードルとなるデメリットが存在しているんです。

ここでは3つのデメリットを紹介していきます。

①自力で集客しなければならない

まず最初にネックとなる部分がこちら。

フリマアプリやハンドメイドマーケットでは「検索機能から来てくれるお客様」が大半だったのではないでしょうか。

しかし自分のネットショップを持つということは「すでに自分のことを知ってくれて、わざわざネットショップを開いて買いに来てくれる人」がお客様になるんです。

ぴのこ

フリマアプリのように、通りすがりの人に見つけてもらえる可能性は限りなく低いです…

この点、SNSで活動をしている方はかなり強いですね。

SNSの投稿を活用して購入者を誘導できるのであれば、この問題は解決できると思います。

②ショップ契約プランによってはコスト負担が増える可能性がある

メリットの部分でコストが抑えらえる、という項目を挙げましたが…うまく利用できないと、逆にコストが増えてしまう可能性もあるんです。

たとえば、全く利益がないのにもかかわらず月額プランで契約している場合。

利益がない場合、フリマサイトではもちろん手数料も発生しませんよね。

対してネットショップ作成サービスの月額プランだと、利益が発生しているかいないかにかかわらずショップの月額維持費用がかかってきてしまうんです。

この部分は毎月しっかりと利益を出し、廃業するときは契約を解約すれば特に問題はないと思います。

しかし最初は絶対に「初期費用無料」のサービスでショップの試運転をするのがほぼ必須だと言えそうですね。

③特定商取引法にて、個人情報を記載しなければいけない

最後のデメリットはこの部分。

フリマアプリやハンドメイドマーケットではあまり縁のない「特定商取引法」は、簡単にいうと「購入者側が安心してネットでのショッピングができるようにする法律」のことを指しています。

実際に私たち販売者側がすることはと言うと…ショップのページに住所・氏名を公開しておかなければいけないんです。

(厳密に言うと、聞かれたときに滞りなく開示できれば良いとはなっていますが…原則は公開しなければいけないルールです)

そのため、ネットショップ作成サービスで作成したショップには、あなたの氏名・住所が公開されてしまうんです。

もちろん商売をするにあたっては当たり前のルールですが、個人事業主単位で自分の家でお仕事をしているレベルでそこまで公開するのは正直抵抗がある…と言う方も多いのではないでしょうか。

ぴのこ

法律で決まっていることなので、避けては通れない部分です…。

BASEなら住所が非公開にできる!

ハンドメイドショップ作成サービス「BASE」では、特定商取引法における住所記載が基本的に「BASE本社の所在地」になるように変更になっています。

この度、「特定商取引法に基づく表記」に関する消費者庁の見解に基づき、個人のショップオーナーを対象にショップの所在地および電話番号の非公開設定が可能になりましたのでお知らせいたします。

引用:BASE U-特定商取引法の非公開設定機能を実装いたしました

確認すると、東京都港区六本木の住所が表示されるようです。

しかし本名は隠すことができないので注意しましょう。

  • 利用者から開示請求があった場合のみ個別に情報開示となる

ネットショップ開業をするなら絶対にやるべき2つのこと

ここまでネットショップ開業のメリット・デメリットをご紹介してきましたが、これを読んだ上でネットショップ開業を選択するのであれば、やっておきたいことが2つ存在します。

開業届を出す

1つ目は、開業届を出すこと。開業届を出すと「屋号」と言うものが作れます!

個人単位でも事業を始めたときは開業届を出すのが義務となっているのですが、実際お試しレベルでハンドメイド販売を始めた方の中には「まだ出してない!」と言う方もいるかもしれません。

ネットショップ作成の段階でまだ開業届を出せていない方は、速やかに提出するようにしましょう。

開業Freeeを使うと、税務署に行かず無料で開業届を出すことができます。ガイドに従って入力するだけで簡単に書類作成ができるので、ぜひ利用してみてくださいね。

バーチャルオフィス(貸し住所)を借りる

デメリットの部分で「特定商取引法の表記で住所を書かなければいけない」というお話をしましたが…

バーチャルオフィスを借りることで、住所欄にこのオフィスの住所を書くことができるようになります!

つまり、

  • 氏名:自分の本名
  • 住所:バーチャルオフィスの住所

このように記載ができるので、本名は掲載しなければいけませんが、住所バレは防ぐことができます。

家族がいて住所の公開まではちょっと…。でも、本名だけなら良いかな?と思っている方は、バーチャルオフィスを借りることでネット上への個人情報公開リスクを軽減させることができます。

ぴのこ

バーチャルオフィスは月額数百円から借りられます。

しっかりと事業化していればこのくらいの経費は負担できると思いますので、ぜひ検討してみてくださいね。

ハンドメイド作家はネットショップ開業すべき?

冒頭でお伝えしたとおり、私自身はメリット・デメリットを比較した結果「ネットショップを開業しない」という選択肢を取りました。

しかし実際どうなの?と思っている方に向けて掘り下げてあえて解説するのであれば、ネットショップを開業すべきか、しないべきかは以下のような基準で判断するのが良いと思います。

ネットショップ開業に向いている人
フリマサイトなどが向いている人
  • すでにある程度の売り上げがある(月5万円以上など)
  • すでにSNSでのすでに成功している
  • リピーターさんがついている実感がある
  • 特定商取引法の情報公開ができる
  • まだ売り上げが安定してない
  • SNSでの活動をしていない・フォロワーが少ない
  • リピーターさんがいない・少ない
  • 特定商取引法の情報公開が難しい

結局のところ、現時点で集客力があるか?特定商取引法の情報開示に抵抗がないか?で決まってくるのではないでしょうか。

ぴのこ

ハンドメイド作家さんは「主婦と兼業」であることが多いため、このことまで加えて考えると…

ネットショップ開業よりもフリマサイト・ハンドメイドマーケットの方が向いている方が多そうといった印象です。

まとめ

今回はハンドメイド作家さんのネットショップ開業についてを解説してきました。

メリット・デメリット両面がありますので、自分に合うのはどちらの選択肢か?をよく考えた上で実行できるのがベストです。

何を選べば利益を最大化できるか?を一度しっかりと考えてみてくださいね!

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