エコバッグは、比較的簡単に制作できるハンドメイドアイテムのひとつ。
レジ袋が有料化となったことが大きなターニングポイントとなり、一気にエコバッグが普及したため「需要がある=ハンドメイド販売にはぴったりなアイテム」と言うことができます。
しかし、せっかく作っているのになかなか売れない…という悩みを抱えている方も中にはいるのではないでしょうか。
実際にフリマアプリを見ても、売れている方・あまり売れていない方様々な印象ですね。
そこで今回の記事では、
- ハンドメイドエコバッグが売れない理由
- ハンドメイドエコバックを売るための方法とコツ
をご紹介していこうと思います!
ハンドメイドエコバッグが売れない理由
ハンドメイドエコバッグが売れない時、必ず「売れない理由」があるはずです。
まずはこの理由について、自分の販売している商品と照らし合わせて原因を探していきましょう。
①既製品と比較してオリジナリティが薄い
1つ目の理由は、既製品に負けてしまっているという点。
エコバッグはディスカウントストアであれば数百円から、雑貨屋さんなどの高いものでも1,000円〜2,000円くらい出せばかなりしっかりしたものが購入できますよね。
つまり、わざわざ「ハンドメイド エコバッグ」と検索して探しにきてくれる方が少なめであるということは事実として言えると思います。
既製品に勝つためには、既製品以上のオリジナリティを出していく必要があります。
このオリジナリティの部分が薄いと「わざわざハンドメイドを購入するまでもないから、すぐに手に入る既製品を店頭で購入しよう」という判断になる購入者が多いのです。
②おりたたみのことが考えられていない/畳み方・収納時の写真がない
エコバッグといえば、
- 小さく折りたたんでバッグに収納できる
- 折りたたみが簡単
- 広げるのも簡単
という機能が求められます。
既製品はおりたたみのしやすさを売りにしていたり、驚くほど小さく畳めるという点に特化している商品も多いですよね。
対してハンドメイドの場合、折りたたみ・持ち運びのことをあまり考えられていない商品もチラホラ見受けられます。
デイリー使いするものですので、この辺りの使い勝手は購入者するか・しないかの判断に大きく影響すると言えますね。
③価格設定の問題
価格の設定に関しても、今一度既製品と比較して考えてみましょう。
ハンドメイドと既製品は根本的に違いますので、手間がかかるハンドメイド製品の方が高くなるのは当然。
しかしたとえば、既製品が1,000円で購入できるのに対して、同じくらいのハンドメイドエコバッグが5,000円だったらどうでしょうか。
ちょっとハンドメイドを購入するハードルが高すぎると思いませんか?
ただし!ここで注意したいのは、安くすれば良いというわけでもないという点。
- 安すぎると怪しいので、ある程度の金額は保つべき
- ライバルの出品を確認し、売れている価格帯をリサーチ
- 同程度のスペックの既製品の価格もリサーチ
など、バランスを見ながら価格の設定をする必要があります。
売れ行きを見ながら価格調整するのもOK♪
売れやすい価格を探してみましょう。
④商品説明が不十分で、購入者が不安を感じる
ユーザーがネット上で商品を購入するとき、1番最初に見るのが画像。
そして次に確認するのが商品の説明テキストです。
この部分が不十分だったり文章がおかしかったりすると、ユーザーが不安を感じた結果購入を見送られてしまう可能性も。
商品説明はしっかりと充実させて記載しましょう!
ハンドメイドエコバックを売るための方法とコツ
上で紹介した「売れない理由」をもとに、売るための方法やコツをご紹介していきます!
①ターゲット層を決める
まず第一にすることは、ターゲット層を決めること。
たとえば、以下のように考えていきます!
- 若い人向け
→コンビニを利用することが多いので小さめの「レジ袋型」にする。
→生地や柄、デザインなど、若い人ウケしそうなものをチョイス - 主婦向け
→たくさん入るサイズ感のバッグにする
→折り畳んだ時のことまでしっかり考える
→トレンドの柄よりも、長く使えそうな柄のチョイスが◎ - 年配の方向け
→年配の方はスマホでハンドメイドアイテムを買うユーザーが少ないかも!
用意するのであれば、サブターゲットとしておくのが良さそう
このように、自分なりにターゲット層をピックアップしていきましょう。
②既製品にはない、オリジナリティが高い商品を作る
ここが難しいポイントですよね。
しかし、店頭で安く手軽に買える工業製品よりもハンドメイド商品を選んでもらうためには「既製品になはいオリジナリティ」を取り入れることが必須になります。
- 人気の生地で作る
- 刺繍を入れる
- 柄やデザインを工夫する
などなど…
案を出すコツは、ネットで画像を見る・紙に描いてイメージをすることです♪
③商品説明を充実させる
上でも触れた通り、商品説明テキストは画像の次に重要なもの。
以下の生地で魅力的な商品説明の書き方のコツをご紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
④エコバックだけでなく、他にメインの販売商品を用意する
ハンドメイドを副業やお小遣い稼ぎと考えている場合はエコバッグのみでも良いかもしれませんが、本格的に取り組みたい・しっかり稼ぎたいと思っている場合は他の商品も準備して販売するのがおすすめです!
たとえば、
- メイン商品:バッグ・ポーチ
- サブ商品:エコバッグ・ティッシュケース
のように出品していけば、メイン商品をきっかけに知ってもらうことができたり、色柄を合わせてまとめ買いをしてくれる購入者さんも!
他の商品も交えて、ターゲットを明確に&しっかり戦略を立てて販売できるのがベストですね。
戦略さえあればハンドメイドエコバッグは売れる!
今回は、ハンドメイドのエコバッグにフォーカスして「商品を売るコツ」をご紹介しました。
ハンドメイドエコバッグのみで独立できるほど販売できるか?と言われると正直微妙かもしれませんが、他の商品と組み合わせたり、売り方を工夫して戦略を立てていければエコバッグ販売でも成功できる可能性はあります!
エコバッグを作って売ろうと思っている方は、まずリサーチから入ってみて!
成功することを願っています♪