【特集】「ハンドメイドが毎日売れる」を目指そう!

ハンドメイド販売を外注化ってできる?現役作家が考えてみた

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ハンドメイド販売が起動に乗ってくると、注文数に対して製作が追いつかない…!という状態に陥ることがあります。

ぴのこ

実際私もこうなりました。。
家事育児をしながらの製作って、思っていたより10倍大変…

自分が好きで、こだわりを詰め込んだハンドメイド。でも、注文を捌くことのみに必死になり、製作が全然楽しくない・辛くて辞めたいという状況になったら悲しいですよね。

そこで思いつくのがハンドメイドの縫製の外注化。

実際どうなの?と思っている方も少なくないと思いますので、今回の記事ではハンドメイドを外注化する方法・注意点についてご紹介していこうと思います。

目次

ハンドメイドを外注化する方法

自分で考えて製作しているハンドメイド商品を外注商品化するための選択肢は、以下のような選択肢があります。

①家族、知り合いの裁縫ができる人にお願いする

1つ目は、家族や知り合いなどで縫製ができる人を見つけ、直接依頼する方法です。

  • お裁縫ができる
  • 時間に余裕がある
  • お小遣い稼ぎをしたい

という方がピッタリですね。

私は家族の中に縫製関係の仕事をしている者がいますので、お願いしていた時期がありました!

距離が近い分細かな打ち合わせなどがしやすいですし、どのくらいのスキルがあるのかも事前にわかっていたためかなりやりやすかったです♪

②ネット上で募集する

2つ目の方法は、ネットで募集するという手段です。

こちらは少しリスクが高め。どんな人が来るか、住んでいる場所はどこなのか、どのくらいのスキルがあるのか、作業時間は?

など把握できていない状態から始める必要がありますよね。

もしもネットで探すときは

  • すぐに即決することはせず、じっくりと選考する
  • 単発の依頼で個人の能力・対応を確認する

これらを行った上で慎重に人選びをすることをおすすめします!

③工場に依頼して工業製品化

3つ目のこちらの案は、正直個人にとってはハードルが高いのであまりお勧めできません。

  • 工業製品=大量生産。10個、20個などでは相手にしてもらえない
  • そもそもツテがないと繋がりを作りづらい
  • それなりにまとまった外注費用が発生する
  • もはや、ハンドメイド製品ではなくなる‥

など、理由はたくさん挙げられます。

ただし、自分の作っているアイテムをブランド化したい・法人化して本気で商品を売りたい!と思っている方は逆に起業のチャンスになるかもしれませんね。

ハンドメイドの外注化の注意点

ハンドメイドを外注化して作業を楽に・効率化しよう!と思っていても、意外なところに落とし穴があることを忘れてはいけません。

作業者が遠方にいる場合、やりとりの送料がかかる

外注する相手が遠方の場合、材料を送ったり完成品を送り返してもらうタイミングで毎回送料が発生します。

ハンドメイドアイテムはそもそも1個あたりの利益率がそこまで高くないのに、さらに作業時の送料がかかってしまうのは結構痛手に…。

この点を考えると、送料がかかる距離にいる方に外注さんになってもらうというのはメリットが薄いかもしれません。

利益が出なくなる可能性がある

外注さんにお願いする時は、当然ながら報酬を支払う必要がありますよね。

すると「経費を引いて純利益を計算してみたら、1個あたりの利益が全くなかった」なんてこともあり得るわけです。

せっかく労力をかけて販売をしているのに、利益が出なかったりマイナスなのであれば作業時間が無駄になってしまったことになります。

外注さんに依頼をする際は、事前に必ず「いくらまでだったら赤字にならないのか」のラインを計算して確認しておくようにしましょう。

ずっと外注を続けてもらえるとは限らない

仮に外注を依頼できてハンドメイド事業が順調に回っていたとしても、ある日突然外注さんが「これから作業ができないので辞めたい」となる可能性もあります。

これはネットで探した外注さんに多いかもしれません。

一度契約したから安心!と考えるのではなく、

  • 外注さんがいなくなった時にどう動くか
  • 他にお願いできそうな人が周りにいるか
  • ネットで募集する場合、何を使ってどのように募集するか

というのはチェックしておきましょう。

クオリティ・技術の問題

家族などであれば事前にスキルの確認ができますが、知り合い・ネット上での契約だとこの部分も問題になりますよね。

「できる」と聞いていたけれど、実際頼んでみたら思っていたクオリティに追いついていなかった…なんてことも。

指導している時間があるかないかは人により別れますが、即戦力となる外注さんに出会えるかどうかは正直「運」が大きいと言えるかもしれません。

ハンドメイドを外注化するのは、ちょっとハードルが高めかも

ここまで解説してきたことを踏まえると、ハンドメイドの外注化は ” 誰でもできることではない ” ということがわかっていただけるかと思います。

  • 自分のできる範囲での作業に留める
  • 工業製品化して一気に活動の幅を広げる
  • 外注するのであれば、家族や親しい友人に依頼できる時のみがおすすめ

自身の周りの環境を確認して、外注化できるかどうか慎重に判断してみてくださいね!


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