ハンドメイド作家さんが月収5万円を稼げるようになったら、「結構成功している」と思ってOKです!
あまり稼げず、停滞したり疲れて辞めたりする作家さんが多い中、5万円を目指すレベルまで来ているのは本当にすごいことです…!
ハンドメイド販売は趣味の延長として始める方が多いとはいえ、しっかり継続できていれば立派な事業。
今後、パートなどで雇われるよりも自宅でハンドメイド販売を継続した方が場合によってはゆとりのある生活が送れる可能性も出てくる金額感ですよね。
今回の記事では、
- ハンドメイド販売で「月収5万円」は、どのくらいで達成できる?
- ハンドメイド作家さんが月収5万円を稼ぐためのポイント
についてご紹介していこうと思います!
ハンドメイド販売で「月収5万円」は、どのくらいで達成できる?
ハンドメイド販売で月収5万円を達成できる期間については、人によってまちまち。
作業量や商品、クオリティ、宣伝方法など全てにおいて作家さんの個人差があるため、一概に「○ヶ月やれば成功できる」とはいえないのが現実です。
雇われている会社員や時給で働くパートさんなどとはまた違った大変さがありますよね。。
目安となる期間となるとなかなか難しいですが…
「1〜3日に1回は、新規の顧客から商品の注文が入るようになった」という状況まで持っていければ、今後の伸びはかなり期待できるとは思います!!
ハンドメイド作家が「月収5万円」を稼ぐためのポイント
ハンドメイド販売で月収5万円を目指すには、月収1〜2万円を狙っている時よりも「よりマーケティングのことを考える」思考が大切になります。
そのことを意識した上で、以下のようなことを意識すると良いでしょう。
- 人気の商品・よく売れる商品をピックアップし販売の中心アイテムとする
- 効率的に作業をする方法を考える
- ある程度の在庫を持っておいても◎
- マンパワーの節約のため、販路をある程度確定させる
- SNSの宣伝が成功すれば、爆発的に収益をあげることも可能【注意点あり】
①人気の商品・よく売れる商品をピックアップし販売の中心アイテムとする
ハンドメイド販売を始めてしばらくすると、「あれも作りたい」「これも売りたい…」となる方も多いのではないでしょうか。
商品の種類が多ければ多いほど、検索に引っかかりやすくなりますし、アプローチができる購入者層も多くなります。
しかし!あまりにも商品数を増やしてしまうと、
- 商品の把握が大変
- オーダーの管理がしづらい
- 梱包・配送方法の管理と見直しがしづらい
- 制作活動が細切れになる
- 材料の仕入れ量と在庫管理の手間が増加(=売れない商品があると使わない素材が出てくる)
など、デメリットになる部分も。
もちろん極端に少なくする必要はありません。
しかし10種類、20種類とたくさんの商品を制作している作家さんは、一度自分の売れている商品を分析した上で人気のある商品に的を絞り、少数精鋭体制にすることを検討してみても良いかもしれません。
②効率的に作業をする方法を考える
ハンドメイド販売は、基本的に1人(または少数人)で作業をすることが多いと思います。
となると、ある程度の収益をキープするために作業効率は無視できません。
- 子どもの昼寝時間に作業する
- 朝30分早く起きて作業する
- 購入者への返信は定型分を使う
- 空き時間に、制作のための下準備をしておく(パーツを袋から出して仕分ける・裁断しておくなど)
- 同じパーツは、一気に作ったり裁断したりしてストック化しておく
他にも効率化できることがあるかも!
少しの工夫で、時間の使い方はかなり変わります。
③多少の在庫を持っておいても◎
販売商品の数をある程度厳選したあとは、人気商品の在庫を多少用意しておくのもおすすめです!
オーダーが入った時、購入された時に「すぐに発送できる商品がある」というのは想像以上に心のゆとりにつながります!
不良在庫(売れない在庫)がたくさんあると赤字に繋がってしまう可能性もありますので、あくまで「よく売れる人気商品」に限って在校を用意しておくのがおすすめです。
⑤マンパワーの節約のため、販路をある程度確定させる
ハンドメイド販売を始めたて〜月収5万円を稼ぐ頃までは、とにかくたくさんのハンドメイド販売アプリに登録・出品をしている作家さんが普通かと思います。
しかし、月収5万円以上の水準を目指すとなると話は別。
ここまで作家として販売をしてきた経験から「このサイトとこのアプリはよく売れる」「こっちからはあまり注文が入らない…」という、売れやすさの傾向がわかってくると思います。
これを元に、ネット販売のアプリ・サイトを1〜3個ほどに厳選しましょう!
7箇所も8箇所も販売していると出品も大変ですし、在庫管理や販売終了作品の管理もおそらくし切れないと思います。
「ハンドメイド販売サイト・アプリはとにかく全て試す」というのは初心者作家さんの行動としては間違っていないのですが、月収5万円を目指す中級作家さんの場合は、サイト・アプリ探しは卒業するフェーズにいます。
販売する商品だけでなく販路に関しても、よく売れるサイト・アプリのみ少数精鋭にすると管理効率が上がるでしょう。
⑥SNSの宣伝が成功すれば、爆発的に収益をあげることも可能【注意点あり】
月収5万円を稼いでいる作家さんの中には、SNSを活用されている方も多いと思います!
特に、投稿がバズったりするとそこからたくさんの人が見に来て、一気に月収5万円を突破できる可能性も。
ただし!SNSの流入だけに頼っていると、SNSのアカウントがBANされたり凍結された時に全くお客さんが来ない…ということになってしまうことも考えられます。
まずは商品説明や画像、商品そのもののクオリティを上げた上で、SNSを併用して「集客の補助」的な役割で活用していきましょう。
まとめ
ハンドメイド販売で月収5万円は、誰でも目指せるものではありません。
だからこそ「なんとなく作って売る」のではなく「戦略を立てて売っていく」「マーケティングの視点を考える」という要素を少しづつ取り入れていきましょう。
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