ハンドメイド作品をネットで売りたい!と思ったとき、どのサイトやアプリで売ろうか悩んでしまいますよね。
今回はそんな方に向けて、
- 国内最大級のフリマアプリであるメルカリ
‥ジャンルを問わず不用品を売買する事ができる - 国内最大級のハンドメイドマーケットであるminne(ミンネ)
…ハンドメイド作品の売買をする事ができる
ぞれぞれのメリット・デメリットをご紹介していきます。
2つのサイトの販売手数料はそれぞれ、メルカリが10%・ミンネが10.56%でほぼ同じ。
そのためかよく比較されることの多い2つのサイトですが、それぞれの特徴には明確な違いがあります。
販売をする前にしっかりと確認をしておきましょう!
メルカリでハンドメイド作品を販売するメリット・デメリット
まずは、フリマアプリの「メルカリ」をハンドメイド販売で利用するメリット・デメリットを見ていきましょう。
多くの一般ユーザーに見てもらえる
冒頭でもお伝えした通り、メルカリは国内最大級のフリマアプリです。
2022年11月までの累計利用者数は約4,800万人、2022年10月には月間利用者数だけで2,075万人を突破しています。
さらにハンドメイドマーケットアプリとは違い、普段ハンドメイド作品を目にする機会の少ない一般ユーザーが多いので自身の作品のファンを増やすチャンスにもなりますね。
すでに利用している場合、出品のハードルが低い
ハンドメイド作品に限らず不用品を売買することのできるフリマアプリなので、すでに利用しているという方も多いのではないでしょうか。
その場合は出品から梱包、配送そして評価までの流れがわかっているので出品することへのハードルは低くなります。
匿名で配送できる
メルカリには匿名配送サービスがあるので、購入者へ個人情報が知られてしまう心配もありません。
ハンドメイド販売は、自宅でお仕事をしている方が多いですよね。
多数の購入者さんに住所が知られるのは抵抗がある…という方も多いとお思います。
やり方も簡単で、出品時に「らくらくメルカリ便」もしくは「ゆうゆうメルカリ便」を設定するだけです。
個人情報を開示したくない場合にも安心して取引ができますよね。
価格交渉がストレスになることも
メルカリでは、購入を検討している方がコメント欄を利用して商品についての質問や値下げの交渉をすることが可能です。
出品価格の半額以下を希望するなど、出品者側のストレスになるような難しい交渉をしてくる方もいるのが現実です…。
価格交渉の対応がストレスになる場合や、値下げを検討していない場合は商品説明欄にその旨を記載しておくといいでしょう。
在庫管理機能はないため、同じものも1つずつ出品する必要あり
メルカリはあくまでフリマアプリなので「1つの商品につき1商品ページ」が必要になります。
例えば同じ商品を複数在庫として製作していたとしても、出品ページに在庫を入力・設定する部分はありません。
1つ売れたらまた1つ出品…という手間が生じる点は、作業が増えてしまうという面でデメリットとも取れるかもしれませんね。
minne(ミンネ)でハンドメイド作品を販売するメリット・デメリット
続いては、minneのメリット・デメリットを確認していきましょう。
ハンドメイドに興味のあるユーザー層が多い
minnneアプリのダウンロード数は2023年1月時点で1,300万DL以上を達成しており、2020年度の年間流通総額は149億円を突破しています。
しかしminneはあくまで「ハンドメイド専門のマーケット」なので、ハンドメイド作品に興味のあるユーザーが多いというのが大前提となります。
そのため、フリマサイトを利用しているような一般層が日常的にミンネを見ている可能性は低めだと考えることができますね。
使い方次第ではありますが、そもそもの利用ユーザー層が違うという点を理解しておきましょう!
購入者がレビューを書きづらい
商品の受け取り連絡ページとは別にレビューページが存在するので、そのページに辿り着く前にレビューを書くことをやめてしまう購入者が多いようです。
販売者にとってレビューが少ないということは、フィードバックがないので人気のある作品や改善点などがみえてきません。
受け取り後のレビュー依頼など、自然な形で購入者さんに案内をする工夫をする必要がありそうです。
値下げ交渉がないので希望価格で販売できる
minneのメッセージ機能は、商品の購入が完了した時点で出品者とやり取りができるような仕組みです。
購入前にはメッセージのやり取りができないため、価格交渉はできません。
価格交渉によるトラブルが心配な方や、面倒な交渉なしで取引を進めたい方にとっては安心ですね。
商品の在庫管理ができる
minneは在庫数と、在庫単位を設定する項目があります。
メルカリの場合は基本的に同じ作品を複数販売する際に1つずつ商品登録する必要がありますが、minneは同一アイテムを複数作成した際に「この商品は在庫が残り○個ある」という登録ができるのです。
さらに1つの作品の最大在庫数は1,000点まで設定可能です。ハンドメイド作品を販売するとなると、ある程度まとまった数を作成して保管することが多いと思うので、在庫管理してくれる機能があるのはありがたいですよね。
オプション追加機能がある
minneは購入時にオプションを選択できる機能を追加で設定することができます。
- Sサイズを選択
- Mサイズを選択(+200円)
- Lサイズを選択(+300円)
- ラッピング・メッセージカード(+300円)
- カラー・柄の指定
etc…
購入オプションは1作品につき2つまで、最大10項目まで設定できます。
項目ごとに追加料金(0~50,000円)を設定することもできるので、購入後に備考欄でやり取りをする手間が省けて効率的ですよね!
匿名配送ができる
minneはこれまで匿名配送ができませんでしたが、2023年4月現在で「らくらくミンネコパック」という匿名配送機能が登場しています!
購入者に配送元情報(販売者の氏名や住所など)を開示することなく作品の発送が可能ですので、「匿名配送目当てにフリマアプリを使っていた」という方はぜひミンネの匿名配送機能もチェックしてみてくださいね。
メルカリとminne、どちらを利用するべき?
以上、今回の記事ではメルカリとminne両者のメリット・デメリットを比較してみました。
ハンドメイド販売初心者さんに1番おすすめな方法は、メルカリを優先しつつminneも併用するという方法。
やはりそもそものユーザー数が多いメルカリを第一選択にすることで、購入者に見てもらえる機会を増やすのが先決です!
実際私も、メルカリでの売り上げはミンネの5〜8倍くらいと大きな差がありました。
とはいえどちらも利用することで販路を広げることができますし、一般ユーザーとハンドメイドに興味のあるユーザー両者に作品を広く知ってもらえる機会を作ることができますよね。
2つのサイトを上手に利用し、購入される可能性を少しでも高めていきましょう!