ハンドメイド販売を本格的に始めようと考えている方の中には、店舗での委託販売を考えている方も多いのではないでしょうか。
でも…ちょっと待ってください!
実は店舗での委託販売は、失敗してしまい損失だけが残るケースも結構あることをご存知でしょうか?



実は私の友人が、ハンドメイドの委託販売で大失敗をしてしまったことがあるんです。。
そこで今回の記事では私の友人の失敗体験談(掲載許可済み)と、失敗分析からの成功のコツをお伝えしていこうと思います。


ハンドメイド委託販売で失敗する人の特徴
まずは、ハンドメイドの委託販売で失敗してしまう人の特徴を見ていきましょう。
委託先の店舗の選択ミス
まず一つ目は、委託先の店舗の選択ミスです。
これは店舗が悪いのではなく、店舗の雰囲気と商品のテイストがマッチしない・ターゲット客層が全く違う…などといった理由がとても大きいです。
委託販売先の店舗としては「カフェ」がポピュラーかつハードルも低いのですが、カフェといっても様々なお店がありますよね。
そもそもの委託先の店舗選定を間違えてしまうと、商品が全く売れないという可能性も十分にあるのが現実です。
計画やリサーチ不足
委託先店舗が素敵なお店でも、自分の販売・製作計画、リサーチが不足していると失敗してしまうことがあります。
ハンドメイド販売を仕事にするということは「自分の好きなもの」だけでなく「需要があるもの」を作る必要があるんですね。
この辺りをしっかりと理解できていないと、せっかくの機会を無駄にしてしまうだけの ” もったいない状態 ” になってしまうんです。
友人の「ハンドメイド委託販売の失敗」体験談
私の友人の委託販売での失敗談を一つお話しします。
友人はフリマサイトで半年ほどハンドメイド作家として活動しており、純利益は月5万円ほど。
子育てしながら扶養内で働くにはちょうど良い!と思っていたものの、もう少し利益が増えれば良いな…と軽い気持ちで委託販売を決めたそうです。
- 委託販売先:知り合いの知り合いが経営するカフェ
- 距離:車で35分
- カフェのジャンル:アジアン系、客層は30〜50代が多い
- 販売商品:20〜30代をターゲットとしたポップ・ナチュラル系のベビー用品
- 委託料:スペース代毎月1万円・売り上げの15%を店舗に納める
- 商品管理:基本店舗にお任せ。子育てが忙しく、自分で店舗のリサーチ・商品確認に行く時間はなし
この委託販売の結果は…ほぼ全くといっていいほど売れなかったそう。



半年ほど経って、同じハンドメイド作家仲間である私に相談をしてくれたことでこの件が発覚。
そもそもマーケティングの視点が抜け落ちていたため、すぐに解約するよう伝えました。
この友人の失敗点は、
- そもそも委託先店舗の選定ミスをしている
- 通いづらい距離に店舗がある
- 自分で商品管理やデータ分析をせず、店舗任せになっている
という点。
30〜50代の女性がゆっくり過ごすアジアンテイストのカフェに「ポップなベビー用品」…。売れると思いますか?



この状態で続けていても、正直売り上げが見込めないどころかスペースレンタル料で損失が出続けます…。
知り合いづてに契約したからこそ、解約の申し出もかなりしづらかったそう。
「しっかり考えて、戦略を立てつつ委託販売をする」というのがいかに大切か?よくわかる例なのではないでしょうか。
ハンドメイド委託販売を成功させるためのコツ
ここからは、上でお伝えしてきた情報をもとにハンドメイド委託販売を成功させるためのコツをご紹介していきます。
①委託販売先と商品のテイストが合っているか確認
まずは委託販売先選定の段階で、しっかりとリサーチをすること。
- この店舗のテイストは?
- 客層(年齢や性別、好み、雰囲気など)
この2つさえ分かれば、その店舗と自分の商品がマッチするかが分かりますよね。
可愛らしい雰囲気のお店ならキュート系の雑貨、子ども連れでも入りやすいカフェならベビー・キッズ用品、大人の女性が多いお店ならシンプルな大人女子が好きそうな小物や雑貨など…
委託販売先と、自分の作る商品のテイストが合っているかの確認はとくにしっかりと行いましょう。



店舗選定を間違えると、この後の項目をどれだけ頑張っても成果が出にくいです。。
②こまめに通いやすい距離の店舗を選ぶ
委託販売を始めても、管理を全て店舗に任せるのはNG!
もちろん日々の売り場メンテナンスなどはお任せしてOKなのですが、
- どの商品が売れやすいか?
- どのくらいのペースで納品をすれば良いか?
- 綺麗に・買いたくなるディスプレイの比率は?
などを考えたり、店舗の方とコミュニケーションを取ったりするためにもできるだけこまめに足を運べる距離の店舗が理想です。
③契約前に「月いくら売れれば黒字になるか」試算しておく
契約を決めたい店舗があれば、まずは委託・レンタル料を確認した後「毎月いくら(どのくらい)売れば黒字になるか?」を試算しましょう。
たとえば数千円のバッグなどであれば、1つあたりの利益もある程度の金額になります。しかし数百円の雑貨などは利益が出づらく、売れていてもスペースレンタル代を差し引くと赤字orほとんど利益が出ないというケースも…。
- メインで扱うアイテムの純利益をそれぞれ出しておく
- 委託販売にかかる料金を確認する
- ①②から「いくら(どのくらい)売れれば黒字になるか」をはっきりさせておく
計算が必要なので少し面倒な作業に感じるかもしれませんが、成功したいのであればこの作業は必須だと考えておきましょう。
④製作できる時間と量・自分のキャパシティーを確認
加えて、自分のキャパシティーを考えておくことも大切。
多くの方は家事や育児と並行して製作活動をすることになりますよね。するとどうしても、製作に充てられる時間や完成する商品の数には限りが出てくるのではないでしょうか。



広いスペースを借りても、製作が追いつかなかったらもったいないです。
スペースの広さを選べる場合は、制作時間と量を考慮してまず狭めからスタートするのが良さそうです。
⑤売れやすい販売価格を考える
商品の価格、「安ければ良い」と思っていませんか…!?
実は、販売価格は安すぎても高すぎてもNGなんです!
- 安すぎる…採算が合わない。ハンドメイドに「薄利多売」は向いていない。安っぽく見えてしまう
- 高すぎる…手が届きにくい価格で購入者が減る。結果的に売り上げ全体が落ちる
とは言っても、自分一人だと価格設定もしづらいですよね。
そこでおすすめなのが、フリマサイトなどで価格のリサーチをすること。



似たような商品で売れている作家さんを探し、その価格設定から50〜100円安い価格で設定してみてください。
売れ行きを見ながら試験的に価格を調整してみたり、「SALE」のポップを付けてみたりするのも良さそうです。
⑥事前にネット販売をして、売れる見込みがあるか確認
店舗での委託販売をする商品は、事前にネットで販売をして需要があるか・売れ行きはどうかをしっかりチェックしておきましょう。
ネットである程度売れるものであれば、店舗での売れ行きも期待できます。
もちろんネットで売れる=店舗でも絶対に売れる!というわけではありませんが、あくまで「売れる見込みがあるか?」を知っておくことは後々の安心感にもつながりますよね。
⑦今後も長くハンドメイド販売を続けられそうか?本業がある方はよく考える
専業主婦であればあまり気にしなくてもOKですが、たとえば今産休・育休の時間を活用してハンドメイド販売をしている方は要注意。
委託販売は短期間で結果が出しづらく、また解約もしづらいことが多いです。
加えて、商品を作り続けなければ利益を得続けることもできません。
- 今後も長期にわたってハンドメイド販売を続けられる環境か?
- もし期間限定なのであれば、後どのくらい時間が残っているのか?
この辺りもしっかり確認しつつ、委託販売をするかどうか慎重に決める必要がありそうです。
ハンドメイド委託販売を成功させるためにも、しっかりとコツを押さえよう
今回の記事では、失敗に学ぶハンドメイド委託販売の成功のコツをご紹介してきました。
委託販売はネットでの販売よりもハードルが高い分、その地域にファンを作れるというのが大きな魅力です。
今後委託販売を検討している方はとにかく事前準備とリサーチをキーポイントとして考え、できるだけ成功に近づけるような環境を整えることから始めてみてくださいね。


\ハンドメイドの知識をチェック!/

















